こだわり1:契約農家紹介(トレーサービリティー)
お米の美味しさは等級も大切な要素ですが、実は生産者や生産地域によって決まります。
同じ品種の米でも、生産農家の稲作に対する取り組み方や長年の経験、土壌、肥料、そして研究心(改良をしていく前向きな努力)によって美味しさが違ってくるのです。
当店の厳選した契約農家をご紹介いたします。
佐々木政利さん(宮城県大崎市岩出山)
「んまい米はブランドでねぐ、地域と農法でしょ、やっぱす。」
訳:美味しいお米はブランドではなく、地域と農法でしょうね、当然。
減農薬・減化学肥料のこだわり
私の米作りは、なるべく農薬や化学肥料を使わず、イネ本来が持っている「強さ」を引き出すことにより、害虫や病気に負けないイネを作り、安全で美味しいお米を作っております。
私達の地域は山が近いため、きれいな水が豊富です。私の田んぼでは夏になるとたくさんの蛍が飛び交います。稲作にとって水質も大切な要素の一つなんですよ。
苗のこだわり
普通の田植えでは、苗の株が小さいうちに行っておりますが、うちでは「成苗」といって、苗の葉が5枚に成長した段階で田植えを行っております。
手間は掛かりますが、これにより農薬をあまり使わなくても強いイネを育てることができるのです。
佐々木繁さん(宮城県大崎市)
「むずかすぃなー米作りっつうのは。農家何十年やってでもぅ、日々勉強でござりす。」
訳:難しいですね、米作りというものは。何十年も農家をやっておりますが、日々勉強なのですよ、はい。
肥料のこだわり
おいしい米を作る要素の一つに、肥料の良し悪しが大きな要因となるのは想像できると思います。 イネの肥料は窒素・リン酸・カリの三要素が重要ですが、この三要素を極秘(企業秘密)の配分で合わせた有機肥料を使う事により、ほんとに美味しい「ササニシキ」が出来るのです。
ササニシキは特に生産している地域によって食味に差が出るお米です。 昔、江合川の氾濫がもたらした砂と砂利を含んだ土壌だからこそ生まれる本物の「ササニシキ」を丹精込めて作っております。
収穫のこだわり
もう一つ、米をより美味しくするために収穫時期にこだわっております。
刈り取りはイネが成熟(稲熟)したら行うわけですが、暑い時期(大崎では盆前)に稲熟してしまったお米は、たんぱく質が多すぎて食味が落ちるとされております。
その年の天候や気温を見て、長年の経験によりイネの生育をコントロールすることで、暑さが和らいだ8月16日前後に絶妙のタイミングで稲熟させ、他ブランドに勝る「ササニシキ」を収穫しております。
こだわり2:米は混ぜない!
スーパーなどで販売しているお米は1品種のブレンド米がほとんどです。
例えば、「コシヒカリ」と言っても、同じ食味ではありません。美味しいお米もありますが、そうでない物もあります。それらを混ぜ合わせて、まあまあの食味にするのが「米屋の腕」と言われております。
当店は一切ブレンドを行っておりません。なぜかと言うと、ほんとに美味しいお米はブレンドする必要がないからです。
こだわり3:精米
せっかく契約農家の方が美味しいお米を作り、万全の貯蔵をしたとしても、精米段階で味を落してしまう事があります。
精米機によっては熱や圧力によりお米の水分を飛ばしてしまうものがあります。
当店ではお客様からご注文を頂いてから、最新の精米機で品種にあった精米を丁寧に行い、美味しさを保って出荷しております。
こだわり4:独自流通経路(低価格のわけ)
当店ではお客様になるべく安く美味しいお米を販売するため、無駄な流通経費をカットした当店独自の流通経路をとっております。
「安全で美味しいお米を出来るだけ安く」販売するのが当店のモットーです。